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野球帽は、現在各メーカーによって様々な素材とスタイルがあります。素材によっては、直ぐに色抜けや型崩れが起こってしまう素材もあり、1年で何回も買い替えって事も多々あるようです。
出来るだけ、長く使用できるように、購入した時点の型付けや日頃のお手入れをお勧めします。今回ご紹介する型付けとお手入れ方法は、私が学生時代と社会人時代に学んだ方法をご紹介します。 |
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1. |
今回使用する帽子は、デサントのツインメッシュです。素材自体がかなり柔らかな素材です。新品なのに、しわが目立ち、上部が下がってしまっています。
今流行のナイロン製Wメッシュなら、このようにはならないのですが、価格も高めで、「オーダーなんてとんでもない」って感じですよね!!この素材をツインWメッシュの硬さに近づけようと思います。 |
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2. |
まず、用意するもの。
帽子
ドライヤー
ワイシャツ用に使われる、アイロン用のり(スプレー式)
以上の3点です。 |
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3. |
まず、アイロン用のり(スプレー式)を帽子全体に色が変わるぐらいに吹き付けます。 |
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4. |
ドライヤーで、全体を乾かします。その際、、自分好みの型にある程度整えながら、乾かしていきましょう。
乾いたら、3と4の作業を5回ぐらい繰り返して下さい。
ある程度カチカチになったら作業終了です。 |
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5. |
次に、硬紙とハサミを用意します。
この頃の帽子は、前立て芯が入っていて前立ての張りを強調させる帽子も多いですが、自分好で無かったり、柔らかい素材(メッシュ)が多いです。
これを、自分好みの前立てに変えます。
硬紙を自分好みの形と高さにカットします。 |
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6. |
硬紙を自分好みの形と高さにカットしたら、元から付いている前立ての裏側に入れます。 |
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7. |
前立ての出来上がりです。 |
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8. |
次に、お手入れの数を減らすには、市販で売っている、防水スプレーを使用します。防水スプレーを吹き付ける事により、よく目にする汗をかいた後、帽子に白い粉上(塩分)が出てきますが、これを防ぐ事も出来、色抜け防止にもなり、汚れも付きません。ただ使用する際は、使用上の注意をよく読んでから使用して下さい。 |
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9. |
これで終了です。1番で紹介した写真と見比べて下さい。断然スタイルが変わった事をご確認して頂けると思います。後は、1ヶ月に1回ぐらい水洗いして3〜8の作業を繰り返すだけです。
一度試して下さい。帽子が何時も新品状態(チョット大げさかも)で保てます。
野球道具のお手入れは、グローブ・スパイクは当然ですが、ユニホームも帽子も大事にしてあげて下さい。これも野球センスの一つです。 |
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